エルグランドヒーターがでない  ヒーターコアつまり

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おはようございます
早速ですがエルグランドのヒーターの効きが悪いということで入庫です

ヒーターの効きがあまりにもよくないので
水回り関係などの点検
コンピューターの自己診断システムなどを各部点検したのち
原因が見つかりませんでした

この車両20年式の5万キロ走行の車のため
ヒーターコアのつまりは考えにくかったのですが
他に原因が特定できなかったので

かけで分解していきました

インパネ エアコン&ヒーターユニットのとりはずし

この状態にするのにかなり苦労しました(T_T)

はずしたインパネASSY
最近の車にしてはかなり複雑についていたため分解しながら
設計者をどんなに恨んだことか(笑)

車両から取り外されたヒーターユニットケース

そこからヒーターコアを取り外します

はずしたヒーターコアの重量測定です

コア自体見た目では詰まっているかはほとんどわかりません

なので重量測定して新品との重量差でつまりがあるのか推測します

ちなみに新品の重量は

約20グラムも重量差があります

車両についていたものに多少の水や付着物があったとしてもこの重量差になることはないです

間違いない自信を持って車両についていたヒーターコアを切ってみました(*^_^*)

パイプをはずした口の中です

さらに切り刻んでいきます

下の写真ですが
左の穴からエンジンで温められた水が入ってくる方で
右がコア内部を循環してエンジンに戻っていく穴になります

詰まっているのがわかりますね

ぎっしり水の通路が詰まっています

 

原因として考えられるのが
推測ですがガソリンスタンドなどでよく促進販売で進められる
水の漏れ止め剤ではないかと思われます

僕がスタンドに行ったときでも漏れ予防としてお勧めされる時がありますが

基本、水が漏れること自体が故障なのでそんなものは入れる必要はないと思っています

ほんとの応急処置的に使うことはあるかと思いますが
現状、水漏れしていない車両に入れるのはやめた方がいいかと思います

その漏れ止め剤がこの小さな通路をふさいでしまったことにより
高額な修理になってしまいました

お客さんがよくスタンドでこう言われたけどどうですか??
などと耳にすることがありますが

そのようなときは確かな一度知識の持った整備技術者などに
確認をしてからやった方がいいかなと思う時もあります

すべてがダメというわけではないですが
今回のような車
20年式で5万キロほどの車で水漏れするようなことがあれば
メーカーの製品問題にもなってくるかと思います

最近の車はいろんな面で繊細な部分が増えてきました
なんか変だなと思った時は一度しっかりした整備工場や
Dラー等で点検を行った方が確実だと思います

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