おはようございます
最近は近隣、遠方関係なく問い合わせからの入庫もたくさんいただいております
難題修理 他で見てもらったがわからないなどなど
色々問い合わせいただき入庫するケースが増えてきてます
当社でも初の故障事例などいろいろありますが
しっかり診断させていただき修理させていただいてますが
簡単に治るもの そうでないものといろんなケースがあります
そのため非常にお時間いただくこともあります
当社も初めての故障事例等は勉強もかねていろんな診断 点検を行ってますので
直ぐ見てほしい すぐ直してほしいというご要望にお応えできないことも
在りますのでご了承願います
今回の車両も遠方からの新規入庫になります
BMW F10 アクティブステアリング警告点灯 修理(車両写真撮り忘れ)
Dラーさんでも一度見てもらったそうですが
今回の故障は高額修理になるのでそのまま乗ってる方もいらっしゃいますよ
なんて回答だったそうです
お客様も警告ランプ点灯したまま乗っていましたがやはり不安ということで
当社にメールにてお問い合わせいただきその後何度かメールや電話にて連絡取り合った後
入庫することになりました
近隣であればいいですが遠方となると何度も足を運んでいただく費用が無駄になるので
遠方の方はなるべく最小限の来店でできるように段取りさせていただくため
代車等の段取りで入庫にお時間いただくこともあります
今回のお客様も少しお待ちいただき入庫することになりました
警告ランプは点灯しますが走行できるかできないかといえば
走行は問題なく可能です
この写真は修理途中の写真ですのでそこまで警告灯はついてないですが
入庫時はたくさんの警告ランプが点灯してにぎやかな状態でした(T_T)
さすがにその状態で乗っているのは不安になってしまうほどでした
診断機にて初期診断した結果は
故障メモリー126個入力(;^_^A
AL(アクティブステアリング)ユニット通信していない状況でした
結果的にはALユニットの故障なんですが
一個のコンピューターが壊れると
他のコントロールユニットとの関連性もありいろんな故障を入力したりします
今回の車両も警告ランプ点灯したまま走行したことによりたくさんの故障コードが入力
こんな故障コードがA4びっしり4枚に入力されてました
すべての故障コード異常ではなく今回はALユニットが故障したことによる
たくさんの故障コードの入力だろうと判断したので
点検のためにいったん消去
消去後は以下のステアリング関係の故障コードだけ残りました
詳細点検を行っていきます
トラブルシュート 配線図等確認して原因は
ALユニットの故障とほぼ断定
で、ALユニット本体の確認へ
ALユニットは助手席カーペットの下にあります
カーペットめくってびっくり( ゚Д゚)
写真ではそんなにわかりません
バケツ1/3ほどの水が溜まってました
以前にもE60系でこのような感じで何度かALユニットの交換を行ったことがありますが
水の混入原因が明確になったものもありますが
今回の車両はいろいろ確認しましたが原因特定できず
可能性として考えられるので
大雨の日に車の乗りおりで室内が濡れた
ドアのウエザーストリップの密着不良によって水が混入など考えられますが
お客様にいろいろ聞いたところ雨の日は基本あまり乗らない
車は屋根なしの保管などなどですが
今回この症状になったのが
先月??先々月の台風のあとです
豪雨によりドアウェザで処理できないほどの雨水が混入したのか??
原因ははっきりしてませんのでこの件は様子見ていただくことに
ALユニット脱着 点検
ALユニット本体にて再度電源系統の点検
IGON電源のコネクターが腐食してましたね
故障が発生して1か月半ほど乗っていたため腐食したのかと思います
タイミングがいい入庫というのもおかしいですが
修理せずに乗っていたりすると
ここが原因で電源系統のショートなどなるとほかのコンピューターにダメージを
与える可能性があるので そうなるまえでよかったと思いたいです
ALユニットは新品で約18万するため今回は中古部品がたまたま見つかったので
中古ユニットにて交換させていただきました
たまに業者様などから中古は使えるの
安く済むなら中古で交換してといわれたりしますが
すべてのコントロールユニットが中古が使えるわけではありません
BMWはコントロールユニット内に
VINナンバーなどの登録が行われているものもあり
他の車両に使えないようになってるユニットもたくさんあります
今回の車両もVINナンバーが登録されているユニットになりますが
書き換えして使用することが可能なユニットでしたので
中古にて交換させていただきました
交換時にコーディング プログラミング作業を行いますが
今回の車両新車時から全てのコントロールユニットが
1度もアップデートが行われてなかったので
アップデート作業も同時に行わせていただきました
コーディング プログラミング後は初期設定等を行い完成です
補 足
このアップデートとは簡単に言えば
携帯電話やPCなどのアップデートみたいなもの
いろんなバグの修正や変更点などのプログラム変更になります
プログラムアップデートしないとおかしくなるのかといわれると
そういうわけでもありません
なにも問題なく乗っている車両もたくさんありますが
問題はあっても気にしなくて乗ってる車両も現実にあります
アップデートするとなんか車の調子が変わったなーなんてこともよくあります
基本不具合なければアップデートの作業はしませんが
今回のようにコントロールユニット交換時などは
交換したコントロールユニットだけ交換プログラミングすると
そこだけ最新のプログラムになります
よって関連性のあるコントロールユニットも同じようにアップデートすることが必須
だと当社は思ってますので 同時にアップデートすることにしてます
Dラーさんなどで定期メンテナンス行ってる車両などは
まれにアップデートされているものもあるので
その作業をしなくてもいいものもあります
(Dラーさんで定期点検してるから必ずアップデートされているわけではありません)
こればかりは車両に診断機を接続してみないとわかりません
当社経験値ですがよくいわからない故障コード入力して不調になっている車両を
原因不明の為アップデートした後に再診断してみると
故障コードが変わり原因が明確になるケースもありました
ただアップデートするだけでも警告ランプが消えて問題解決するものもあります
アップデートの必要性は非常に高いと思います
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Snap-on PS134 PRO施工
Snap-on PS134 PRO施工に非常に興味いただきありがとうございます<(_ _)>
今までは気になるかたにメールやお電話にて金額の説明させていただいてましたが
かなりの問い合わせがあるのと 毎度同じ説明するのも大変ですので(;^_^A
施工金額の説明させていただきます
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